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ビジネス

Happy New Year 2024

明けましておめでとうございます。

今年は年始から大きなニュースが続いていますが、まずは被害に遭われた方に心よりお見舞い申し上げます。

まだしばらく大変な状況は続くと思いますが、私たちは幸いにも通常通り仕事始めを迎えることができたので、これまで以上に生産し、社会に活気を与えていくことが共同体における役割だと考え前進していきたいと思います。

昨年、金沢で素敵なご縁をいただいたので、私個人としてできる範囲のことはしたいと思い、微力ながら寄付させていただきました。

https://donation.yahoo.co.jp/detail/1630064

さて、当社はこれから第4四半期を迎え、事業年度の第4コーナーからゴールを目指すタイミングです。「イノベーター・ジャパン」の社名に恥じぬよう、中期ミッションとして「日本を代表する変革創造企業になる」という目標を掲げていますが、今半期はその基礎固めをすべく、色々と組織の体質改善をしています。

今年はその中でも、提供価値の可視化・明確化に取り組み、皆さんに選んでいただきやすいプロダクトづくりや広報活動に取り組んでいきます。デジタルプロダクトの特性上、どうしても目に見えない部分が大きいのですが、皆さんの事業にどのように役に立つかをわかりやすく、シンプルにお伝えしていきます。実は提供しているソリューションの数はそこそこあるので、何らかの形でお役に立てるはずです。

また同時に、マインドの面でも「変革創造企業」になるべく高めていかなくてはならないと考えています。当社のパーパスには「Well-being(ウェルビーイング)」というワードを用いていますが、それと「ヌルい」は全く異なる意味だと考えています。「変革創造」し「Well-beingな社会を実現」しようとしている私たちは、むしろ率先して厳しい環境(CHAOS)に身を置き、小さくても理想の事例を提示し続けることが必要です。

私自身も大中小様々な組織で勤務した経験がありますが、組織の規模やフェーズによって戦い方は全く異なります。格闘技のように体重別ならよいのですが、私たちは一つの市場でハンデなく戦わなくてはなりません。ベンチャーマインドを持ち、知的バトルを楽しみ、みんなで成長できる環境をつくっていきたいと思います。個々のポテンシャルが引き出され、社会と密接にリンクしている状況こそが「Well-being」だと考えています。

そんな環境を一緒につくっていける仲間を探しています!

https://www.innovator.jp.net/recruit/

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独り言

目標にたどり着くためのマインド

現在地から目的地(目標)への道のりで、全くトラブルなくたどり着くことはほぼない。むしろ道さえなく、障害だらけであることがほとんどだろう。それなのに、多くの人は障害に遭遇した時点で計画が間違っていたと諦め、歩みを止めてしまう。もったいない。

では、どうやったら障害を乗り越えられるのか? それには2つの方法がある。1つ目は障害を迂回すること。2つ目は障害を気にせず進むこと。多くの場合、障害を一つ乗り越えてもすぐに次の障害にぶつかる。毎回迂回していては一向に目的地に近づかない。大切なのは障害の大きさを見極め、小さな障害は無視して進むこと。

次に、障害の大きさは絶対的なものではなく、見方によって大きくも小さくもなるというお話。スキーやスノーボードをやる人は経験があると思うが、始めたての頃は足元のちょっとしたデコボコが気になりすぐ転んでしまうが、上達してくるとスムースに滑ることができるようになる。初心者と上級者の違いは目線とスピードである。目線を高くスピードを上げると足元のデコボコが気にならなくなるのである。もちろん大きな岩が転がっていたら回避しなくてはならないが。

これは仕事でも同じことが言えるのではないだろうか? 高いパフォーマンスを上げている人は、目標に向けて目線を高くし、スピードを意識していることがほとんどだ。そうでない人ほど、ちょっとした障害をひたすら迂回しようとしていたり、障害を言い訳に目標へたどり着けない理由ばかり探してしまう。

繰り返しになるが、目線とスピードを上げることで障害を相対的に小さくし、気にせず突き進むマインドを持てばきっと目標までの道が開けてくるはず。

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独り言

メタ認知とウェルビーイング

人事評価の時期になると毎回メタ認知力とパフォーマンスの相関について考えます。

組織の中で働くということは、組織のビジョンを実現するメンバーとなり、割り振られたミッションを達成することで評価されるのが一般的かと思います。メタ認知ができている人は自分への期待を正しく理解してパフォーマンスを発揮することができるが、メタ認知の弱い人は期待されていない方向に向かい「頑張っているのに評価されない」といったことが起こりがちです。

メタ認知は日常生活にも影響していて、メタ認知が弱い人ほど他人に対して「ズルい」という妬みの感情や、「自分の方が優れている」という優越感を持ちがちだったりします。これはメタ認知が他者の表面的な事象と自分の比較に留まっていて、他者の深層や背景にまで到達していないために、他者の努力や苦しみを認知できていないことによると推測します。

では、メタ認知力はどうすれば高められるのでしょうか?

それは単純に自分の常識が崩れる機会を増やすことしかないと思います。人間は成長の過程で自分の価値観を形成し、その中に留まる、もしくは同じ常識を持つ他者とのみ関わっていれば心理的安全性が確保されます。まさに「コンフォートゾーン」です。しかし実際には人の数だけ価値観が存在し、生まれ育った環境や文化によって全くことなる常識が存在します。そのような自分と全く異なる他者との関わりの中で、ようやく本当のメタ認知を得られるのだと思います。

そして、ウェルビーイングというのも「自分を本来あるべき状態に置く」という意味においては、メタ認知ができていてこそ実現するものではないでしょうか。「コンフォトーゾーンから出よ」は成長を促すと同時に、より高いメタ認知を得ることでウェルビーイングを実現することに繋がるかもしれません。

さて、2023年春は新型コロナも一段落したことだし、みんなでコンフォートゾーンから出てみませんか?