Categories
ビジネス

チームワークを高める任せ方

Embed from Getty Images

チームで働く目的は、1人ではできないことを複数人で成し遂げることだけではなく、

1 × 5 ≧ 5

となるような相乗効果を生むことも重要。

ということは、各メンバーのポテンシャルが100%以上発揮される状態にしなくてはならない。

という前提があるとすると、チーム内での仕事の任せ方が非常に重要になってくる。

例えば、WEBサイトを開発するというプロジェクトの場合、クライアントから要件をヒアリングしてきた営業メンバーが、デザイナーに対して「白基調で、ロゴは赤で、こことここに画像をレイアウトして…」のような依頼をしてしまうと、デザイナーは本来すべき動線やUIのデザインをする余地がなくなり、ポテンシャルを生かせない状態になってしまう。

同様に、営業やデザイナーが中途半端な知識でシステムの仕様を検討してしまうと、エンジニアが本来のパフォーマンスを発揮できなくなってしまう。

つまり、餅は餅屋に任せろということだ。チームで仕事をする時は、多少自分に知識や経験があろうとも、その道のプロの前では余計な口出しはしないに限る。

自分も、かつてシステムエンジニアからプロデューサーに転向した直後は、「どう実装するか」ばかり考えてしまい、うまくエンジニアに「任せる」ことができなかったもの。

チームの中で自分がすべき仕事はもっと他にあるはず。

そんなことをみんなが考えられるようになると、グルーヴ感のあるチームになるのではないかと思ってます。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *