都市圏に根強く残る満員電車で消耗する問題。未だに多くの人が朝の通勤ラッシュに揉まれ、オフィスに着く頃には肉体的にも、精神的にも疲弊している。

個人的には、健康増進も兼ねてなるべく自転車で通勤したいと思っているが、天候の問題、顧客訪問時の服装の問題、会食等での飲酒の問題などがあり、結局電車で通勤することの方が多い。

今日もJR山手線が事故の影響で遅延しており、ひどいラッシュだった。そしてラッシュ時にはかなりの頻度でホームにある非常停止ボタンが押され、さらに遅延するというスパイラルに入る。

乗客にとってはまさに地獄のような状況であり、非常停止ボタンが押されるということは誰かが危険に晒されているということだ。

にも関わらず、こんな状況が続くのはなぜか?

それは、それでも「何とかなってしまっている」から。

もし、公共交通機関の乗車率に制限を設けたらどうだろう? 例えばエレベータのようにある一定の乗車率(車両ごとの重量等で判断)を超えるとブザーが鳴ってドアが閉まらなくなるとか。

当然のことながら、一部の通勤客が電車に乗ることができず、大幅に遅刻する、もしくは出社できなくなるという事態が発生する。

でも、それでいいのではないだろうか?

これまで、公共交通機関の本来想定された乗車率を大幅に超えて詰め込まれ、疲弊しながら通勤することで、定時で働くことが実現されている。つまり、労働者のみに無理な負荷がかかっている。いや、実際には労働者が疲弊し生産性が落ちることで、企業にとっても良くない状況なのかもしれない。

物事は「何とかなっている」となかなか変わらないので、あえて「どうにもならない」状況にしてしまうのが変化への近道だ。

公共交通機関の乗車率に制限をかけることで、定時にはどうにも出社することができなくなり、

  1. 企業は、定時勤務を見直したり、リモート勤務を推進したり、「働き方改革」を推進せざるを得なくなる。一方、従業員が通勤で疲弊することは少なくなり、生産性が上がることが期待できる。
  2. 公共交通機関は、輸送による収益率は下がるかもしれないが、乗客にゆとりが生まれることで、トラブルが減り、飲食や物販等の付随する事業の成長が期待できる。
  3. もちろん個人は、通勤のストレスが減り、高まった生産性により待遇が上がり、通勤中に健康や能力を伸ばすための機会を得てQOLが上がることが期待できる。

これ、良いと思うんですけど、いかがですか?

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