アドラーの心理学を、青年と哲人との対話調でわかりやすく解説した本。
自己啓発系の怪しげな内容かと思いきや、書かれていることは自分の普段の精神的価値観に近く、思考が整理されクリアになった。
それなりに色々と経験してきて、
- 人と人の信頼は、どちらかが素(アホ)を見せないと始まらない。
- 「もし◯◯だったら」のような考えても何も変わらないことは考えない。
- 結果が変わらないのであれば、苦しみながらやるより楽しんでやった方が得。(たいていその方が良い結果になる)
のような楽観的な価値観を持っているんだけど、それを裏付けてくれています。
ちなみに、iPhone 6 PlusはKindle代わりとしても快適でした。
私の引いたラインマーカー
[quote]他者から与えられた答えは所詮対症療法に過ぎず、何の価値もない。[/quote]
[quote]変わることで生まれる「不安」と、変わらないことでつきまとう「不満」[/quote]
[quote]これまでの人生に何があったとしても、今後の人生をどう生きるかについて何の影響もない。[/quote]
[quote]「変えられるもの」と「変えられないもの」を見極める[/quote]
[quote]信頼することを怖れていたら、結局は誰とも深い関係を築くことはできない。[/quote]
[quote]計画的な人生など、それが必要か不必要かという以前に、不可能。[/quote]