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レビュー

torneなかなかいいね

奇跡的に発売日に入手できたtorneですが、ゲーム1本と変わらない値段でこの機能が手に入るのは超お得。PS3持ってる人にとってはMUST BUYアイテムですね。

今までHDDレコーダ持ってなかったから新鮮に感じるのかもしれないけど、番組表からポンポン予約録画できるのは便利だね。テレビなんてつけた時にやってる番組を見る程度で、新聞のテレビ欄なんてここ何年も見てなかったけど、torneの軽快なインターフェイスだと「この番組面白そうだから録っておこう」と、急にテレビが新鮮に思えてきた。

これまでテレビはチャンネル数×24時間というマトリックスを埋めるように番組編成が行われてきたために玉石混淆のストリームになっていたけれど、こうやって手軽に録画できるとネットと同じように取捨選択できるからいいね。これを突き詰めていくと全番組オンデマンド配信とかになるのだろうけど、従来のストリーム形式でもテレビ欄じゃなくてもうちょっと洗練された見せ方ができればいいコンテンツが浮かんでくるんじゃないかな。

iPhoneアプリに¥200〜¥300平気で費やすご時世だし、クオリティの高い番組だったら数百円課金できるんじゃないかと思う。やっぱりこれからはマイクロペイメントのチャネルを握った者が勝ちですよ。

というわけで、torneで録画するところまではよかったけど、時間が増えたわけではないので結局観ずに終わるというオチになりそうな予感…

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ビジネス

Nexus Oneを入手しました

アメリカに留学中の弟に頼んでGoogleから発売されたスマートフォン、nexus oneを送ってもらいました。

ちなみにGoogleのサイトから直接買ったので、本体$529+州税$33で合計$562。今のレートだと日本円で51,142円。輸入ショップだと100,000円くらいで売っているのでかなりお得になったかも。

SIMロックフリーなので、NTT docomo、SoftBankどちらのSIMでも使えます。肝心のパケット通信についてはこちらのブログを参考に、普段使っているdocomoのパケ・ホーダイダブルの無料オプション128K通信を設定してみました。docomoに問い合わせたところ、スマートフォン向けのBiz・ホーダイダブルにしても、docomoが販売している端末以外は外部機器扱いになって上限が13,000円になるとのこと。まったくわかりづらい仕組みだ。ま、大半の時間はWi-Fiつながるところにいるので、とりあえず128Kで我慢。

まだちょっと触っただけだけど、iPhoneに比べるとUIの洗練度は格段に低い。App StoreにあたるAndroid Marketもまだ混沌としていて、欲しいアプリにたどり着くために必要な情報が整理されていない感じ。一方、もちろんのことながらGoogleのサービスとの連携はいいので、GoogleのIDを入れるだけでGmailもカレンダーも同期され、プッシュで通知してくれる。まだまだこれからかな。

まずはこいつを使ってandroidアプリ市場の調査と、できれば簡単なアプリの開発くらいは試しにやってみたいなと。iPhoneアプリと違って、Macがなくても開発でき、プログラムもJavaで書けるみたいなので、開発者の裾野は一気に広がると思います。

というわけで、個人的にはandroidアプリ市場はiPhoneを上回る勢いで伸び、これらスマートフォンの普及がここ数年で急拡大すると見込んでいます。少なくとも世界では既にそうなりかけているのに、日本ではみんなして汎用性のないガラケーゲームにたかっている現状を見ていると、日本人はつくづく内向的だなーとかなり危機感を感じます。

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ビジネス

Google Buzzについての考察

GoogleからGoogle Buzzなる新機能がリリースされましたね。


GmailのインターフェイスからTwitterのようなショートメッセージを投稿できるようですが、世間では色々と否定的な意見が多いようです。


しかし、Googleが単純にTwitterの後追いとかそんな短絡的な戦略で来るとも思えず、ちょっと自分なりに考えてみました。


個人的には、Google BuzzはAndroidをターゲットにしてリリースしたと考えます。「もうTwitterには対抗できない」とか「Gmailにそんな機能つけてどうするんだ」といった意見は、ちょっとPC寄りに考え過ぎなのかなと思います。


日本以外ではキャリアが発行する携帯メールアドレスというのは普及していなくて、SMSで短文のやりとりをするのが普通です。スマートフォンが登場すると、写真などのリッチコンテンツを送受信する機会が増えるため、必然的にPCと同じようなメールの仕組みが必要になります。さらにSIMロックフリーなエリアでは、キャリアに依存しないメールアドレスが必要です。


そんな環境では、OS(Android)との親和性が高いGmailがコミュニケーションツールのデファクトスタンダートとなりそうです。おそらくGoogleはGmailを従来のPCメールの代替ではなく、モバイルでの利用も含めた総合コミュニケーションプラットフォームと考えているのではないかと。


そう考えると、Gmailはまだ従来のPCメールと同様に1:1(もしくは1:n)のコミュニケーションツールで、n:nのソーシャルなコミュニケーションを実現するためにGoogle Buzzをリリースしたという見方ができると思います。


もしそんなシナリオになった場合、AndroidがモバイルOSのシェアを取る→Gmailおよびそれに付随するGoogle Buzzがコミュニケーションツールのデファクトスタンダードになる→TwitterやFacebookなどのソーシャル先行者をひっくり返す ということもあり得るのかなと思いました。


以上、勝手な推測でした。