Author: Junya Watanabe

弊社もそこそこ規模が大きくなり、独自の新卒採用が始まりました。

いつの間にか人事チームが結成され、いつの間にか採用サイトがオープンしていました。いいですねこのベンチャー感。まさに会社が成長していく過程です。

そしてなんとインタビューコーナーでわたくしを起用していただきました（笑）

普段写真撮ることはあっても撮られることはないのでギコチない…

海外への事業展開に対する想いをバーっとしゃべったのですが、広報担当のM野さんがうまいこと編集してくれました。

簡単に言うと、国境を意識してビジネスをしているのは島国である日本くらいで、世界という大きい市場で勝負しないといかんということ。

特にインターネットの分野では国境なんてほとんどないわけで、我々のような新興勢力が旧勢力と対等に勝負できる市場だと考えています。ネット上であれば日本にいながらでもサービスを提供できるし。

ま、そんなことを考えながらここ1年間捨て身の覚悟でやったわけですが、まず1発目はうまくいってほんとによかったー これコケてたらマジで居場所nothingでした(^^;

この歳になるとなかなか自分の成長の伸びシロがわからなくなったりしますが、そんな時には勇気を出して未知の分野に足を踏み入れる。すると周りにあるもの全てが伸びシロであることに気付きます。

台湾で出会ったヤリ手実業家Oさんが良いこと言ってました。目の前にあるものを選り好みせずどんどん吸収していけば、気付いた時にビジネスができる環境が整っているものだと。

普通の会社ではそんな環境はなかなかないかもしれませんが、それがあるのがベンチャーの良いところだと思います。

とだけ聞くとあまり実感がわかないけど、どうやら金融庁はコンビニ決済を含む料金の収納代行に規制をかけようとしていたらしい。

日経新聞の社説では「役人の天下りの温床」を危惧していましたが、金の生まれるところには首を突っ込んで規制をかけて金をせしめるという姿勢は見え見え。国とヤクザはほんと紙一重ですね。

インターネット上で物を売買する上で料金の収納代行は一番重要なインフラなわけで、ここを規制することで様々な産業の成長が阻害されてしまうわけです。

1) 決済手段（クレジットカードや収納代行など）が整備される
2) ECが普及する
3) インターネット広告（主にP4P）が発達する

といったステップで産業が波及的に成長すると考えています。

中国では1のステップが信用性の問題がハードルになって発達していないため、その後の産業がまだ伸びてません。個人的には支付宝が風穴を開けてくれると期待しています。Alibabaはまさに2,3でビジネスをしようとしているので、1の整備は本気で仕掛けてくるはず。

ちなみに、台湾ではコンビニ決済などの収納代行は日本と同レベルに発達していますが、クレジットカードは銀行による加盟店審査が厳しい上に供託金を求めてくるのでかなり敷居が高いようです。

今回は産業界の反発によって代引き規制が見送られましたが、国の仕掛けてくることには要注意ですね。