相撲協会のKYっぷりには呆れますね。
朝青龍が5場所ぶりに優勝し、その際にガッツポーズをしたことに対して厳重注意だそうです。
相撲人気が低迷する中、救世主的な役割を担っているのが朝青龍なわけで、久々の優勝でせっかくファンが盛り上がっているところに冷や水を浴びせる相撲協会。いったい相撲を守りたいのか潰したいのかわからないですね。
国技といえど興業なわけで、マーケットのニーズに合わなければ衰退するのは必至。観客やプレイヤーを無視する協会の存在は邪魔なだけです。
彼らは「横綱の品格」を強調しますが、それっていったい何なのでしょう? おそらくそれは明文化されたものではなく、その時代の横綱が放つオーラとか威厳じゃないかと。今現在横綱は朝青龍と白鵬だけで二人ともモンゴル人です。
頑固じじいがそうやって相撲界の魅力を奪うが故に、日本人からろくに横綱を輩出できない。気付けば横綱は外国人のみ。そこで品格がないとヤジを入れる。愚かですね。
これって、既得権益を守るために規制という参入障壁を設け、産業の成長を阻害する。気付けば世界の市場から置いてきぼり。という構図に似ていますね。
相撲や柔道はおろか、日本の産業全体が危機的状況にあるんじゃないでしょうか? 日本もChange has come
になってほしいものです。