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仕事が速い人と遅い人の違い

仕事が速い人の進捗パターン

仕事が遅い人の進捗パターン

学校のテストに喩えるなら、問題を初めから順番に解こうとする人と、できるところから解く人の違いに似ている。真面目で几帳面な人ほど順番を重視して、「きれいに」解くことにこだわる傾向がある。

しかし、現実社会では自分の記憶や経験だけで解ける問題はほとんどなく、他人の協力や外部リソースなどいつでも手に入るとは限らない条件や、むしろ満たされることの方が希な条件「運」が関わってくる。

そのような限定的な条件が満たされることは「チャンス」と言える。チャンスは往々にして瞬間的なものであり、そのタイミングを逃すと再び条件が満たされない状態に戻る。いくら頑張っても仕事が終わることはない。

チャンスが訪れた時には、今解いている問題の手を止めてでも、そのチャンス無くして解くことのできない問題に取りかかるべきで、その最中にも別の問題を解くためのチャンスを意識しておかなくてはならない。

このパターンは1つの仕事だけでなく、個人のビジョンを実現する際も同じで、その時にしか得られない経験やチャレンジ(チャンス)を掴めるかどうかで実現度は大きく変わる。

つまり、足下だけを見ているとチャンスに気付くことさえできず、仕事だけでなく自己実現さえも滞ってしまう。几帳面さはほどほどに、幅広く見渡してつまみ食いするくらいの遊びがあった方が、良い結果に結びつくことが多いかもしれない。

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チャンス探しは執着のかくれんぼ

チャンスとは、ごく一部の人にもたらさる有益な事象のこと。

逆の言い方をすれば、ほとんどの人は到達することができないからこそチャンスなのである。

かくれんぼに喩えるなら、

普段使われていない部屋の、押し入れの中の、屋根裏に隠れている子(チャンス)を探すチャレンジにおいて、

ほとんどの鬼は、部屋の扉を開けて見渡すだけで「いない(チャレンジ失敗)」と決めつけ、諦めてしまう。

一部の鬼は押し入れを開けてみるが、やはり諦めてしまう。

尋常じゃない執着を持ったごく一部の鬼だけが、部屋の扉を開けた時点で何らかの気配を感じ、押し入れを開け、屋根裏を開け、子を見つけることができる。

このような構図になっているのではないだろうか?

ビジネスにおいても、新しい事業やサービスを立ち上げる時に、うまく行かなかったり、想定外のことが起きるとそこで諦めてしまう。本来1回のチャレンジでうまく立ち上がることなどあり得ず、その先にチャンスがあるのにも関わらず。

もちろんチャレンジの先に成功があるとも限らないので引き際は重要だが、チャンスの気配を感じる嗅覚と人一倍の執着はチャンスをモノにするために欠かせない要素だと考えている。

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ビジネスデザインにおける非言語情報の必要性

写真撮影はクリエイティブ脳の筋トレ 落合陽一が語るカメラへの愛情

人間が日常生活、特にビジネスで扱う情報は言語化され、その過程で多くの情報が削ぎ落とされている。一見効率的なようだが、削ぎ落とされた情報にこそ味があることが多い。

一方、写真や音楽などの非言語情報には味の成分が多く残されている。

その味こそがアートであり、生活に彩りを与え、新しいビジネスを考える時の発想にも繋がっている。

自分が写真が好きな理由の一つがそこで、一個人が知覚しているイメージをそのまま他人に伝えられる数少ない手段でもある。

最近のiPhoneはコンパクトな割にコンデジ以上に綺麗な写真を撮れ、日常使いのカメラとして理想に近いのだが、どこか人工的で思い通りの絵にならないのが惜しい。

ちょっと重いけど、自分も普段から一眼レフを持ち歩くことにしてみよう。