チャンスとは、ごく一部の人にもたらさる有益な事象のこと。
逆の言い方をすれば、ほとんどの人は到達することができないからこそチャンスなのである。
かくれんぼに喩えるなら、
普段使われていない部屋の、押し入れの中の、屋根裏に隠れている子(チャンス)を探すチャレンジにおいて、
ほとんどの鬼は、部屋の扉を開けて見渡すだけで「いない(チャレンジ失敗)」と決めつけ、諦めてしまう。
一部の鬼は押し入れを開けてみるが、やはり諦めてしまう。
尋常じゃない執着を持ったごく一部の鬼だけが、部屋の扉を開けた時点で何らかの気配を感じ、押し入れを開け、屋根裏を開け、子を見つけることができる。
このような構図になっているのではないだろうか?
ビジネスにおいても、新しい事業やサービスを立ち上げる時に、うまく行かなかったり、想定外のことが起きるとそこで諦めてしまう。本来1回のチャレンジでうまく立ち上がることなどあり得ず、その先にチャンスがあるのにも関わらず。
もちろんチャレンジの先に成功があるとも限らないので引き際は重要だが、チャンスの気配を感じる嗅覚と人一倍の執着はチャンスをモノにするために欠かせない要素だと考えている。