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嫌われる勇気

アドラーの心理学を、青年と哲人との対話調でわかりやすく解説した本。

自己啓発系の怪しげな内容かと思いきや、書かれていることは自分の普段の精神的価値観に近く、思考が整理されクリアになった。

それなりに色々と経験してきて、

  • 人と人の信頼は、どちらかが素(アホ)を見せないと始まらない。
  • 「もし◯◯だったら」のような考えても何も変わらないことは考えない。
  • 結果が変わらないのであれば、苦しみながらやるより楽しんでやった方が得。(たいていその方が良い結果になる)

のような楽観的な価値観を持っているんだけど、それを裏付けてくれています。

ちなみに、iPhone 6 PlusはKindle代わりとしても快適でした。

私の引いたラインマーカー

[quote]他者から与えられた答えは所詮対症療法に過ぎず、何の価値もない。[/quote]

[quote]変わることで生まれる「不安」と、変わらないことでつきまとう「不満」[/quote]

[quote]これまでの人生に何があったとしても、今後の人生をどう生きるかについて何の影響もない。[/quote]

[quote]「変えられるもの」と「変えられないもの」を見極める[/quote]

[quote]信頼することを怖れていたら、結局は誰とも深い関係を築くことはできない。[/quote]

[quote]計画的な人生など、それが必要か不必要かという以前に、不可能。[/quote]

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有田焼:伝統工芸の海外展開

先日、福岡滞在中の休日を利用して佐賀県有田市にある有田陶磁の里プラザに行ってきました。

2012年に事業構想大学院大学の講義で百田陶園の百田社長にお会いし、1616 / arita japanブランドの海外展開についてのお話を伺ってから、すっかり1616 / arita japanのファンになってます。有田焼の熟成された技術と、それがないと成し得ない精巧かつモダンなデザインが絶妙に融合された、これぞクールジャパンと思わせる逸品です。

イノベーター・ジャパンでプロデュースさせてもらっているカフェ、AVANÇONSでも1616 / arita japanの食器を使わせてもらっています。)

AVANÇONS

今回は突然思い立ってレンタカーを借りて行ったので全くアポなしだったのですが、たまたま百田社長がいらっしゃったので色々とお話を聞かせていただきました。(お忙しいところすみませんでした!)

百田社長

 

一時期は海外製の安価な陶磁器に市場を奪われ、斜陽産業となりかけていた有田焼を、百田社長が柳原照弘氏をクリエイティブ・ディレクターとして招き1616 / arita japanブランドを立ち上げることによって、一気に国際的な評価を勝ち取ったストーリーは、まさにプロジェクトXのようにエキサイティング。クリエイターを信じ任せられる、経営者としての度量もシビれる。そのうちガイアの夜明けで取り上げてくれないかな。。

はじめは職人さんたちの抵抗も大きかったようですが、今では百田社長が有田焼のイノベーターとして絶大な信頼を集めていらっしゃるようです。

イノベーター・ジャパンでは、

日本に埋もれた価値をIT・クリエイティブ・マーケティングで再び輝かせる

ということをミッションに掲げていますが、まさに有田のようなことを全国で起こしていきたいと考えています。

百田社長のお話には、イノベーターとして、経営者として、非常に良い刺激をいただきました。

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ビジネス

Startup Weekend Fukuoka × Taipeiに参加しました

Startup Weekend Fukuoka × Taipeiで審査員を務めさせていただきました。

9月に福岡で開催した当社イベントInnoCafeNulabの橋本さんにお声がけいただいたのがきっかけなのですが、かつて駐在していた台湾とはいずれまた一緒にビジネスがしたいと思っていたので、今回そのきっかけとなり得るイベントに携わることができて非常に光栄です。

実は今までStartup Weekendというイベントを知らなかったのですが、世界各地で頻繁に開催されているみたいです。起業志向のある人達がランダムにチームを組み、金土日の3日間でビジネスモデルを組み立て、ピッチ対決をするという内容。今回は、福岡と台北の2都市でライブ中継をしながら同時開催するという初の試みでした。

せっかくの機会なので、初日と2日目は台北で参加しつつ、最終日に福岡に移動して審査というやや強行スケジュールで両方の会場の空気を感じてきました。

そこで感じたことをもとに勝手にKPT

Keep(良かったこと)

  • 島国同士が協力することでガラパゴス感を打破しようという試みは非常に良い。
  • アイデアのプレゼンだけでなく、フィールドワークや資金調達などスタートアップに必要な要素を3日間でコンパクトに体験できるのは良い。
  • プレゼンする相手が必ずしも同一コンテクストを持っているわけではないため、中途半端なイメージだと伝わらないということを目の当たりに経験できた。
  • 台北の会場で非常に感じたのは、みんな堂々と自分の意見を述べ、それに耳を傾けるということ。「他人にどう思われるか」など気にせず、自分の思考にブレーキをかけない空気作りは見習いたい。

Problem(改善したいこと)

  • ビデオチャットの品質はまだまだ改善の余地あり。
    相手側のプレゼンがよく見えない&よく聞こえないで、正直なところ推測で審査するしかなかった。
  • 最初に成果物の形式や審査基準を明確にしておくべきだった。
    台北の方が若手が多かったのも影響しているかもしれないが、台北サイドは社会課題に基づく大義名分型のアイデアが多かったのに対し、福岡サイドはビジネスの実経験に基づく収益性も考慮したアイデアでプロトタイプまで開発していた。甲乙つけ難い。。

Try(次回試したいこと)

  • さすがにライブ中継では空気感までは伝わらないので、同一会場で混成チームのようなことができると面白い。
  • ビデオチャットはちゃんとしたものをつくれば世界中でニーズあるかも。

自分も大学生の頃は色々とイベントを企画していましたが、やっぱり色々な人が集まる場はワクワクしますね。イノベーター・ジャパンでもInnoCafeをはじめ、今後色々な「場」をつくっていきますのでご期待ください。

 

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