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上海所感

上海から戻りました。

今回は実りのある話もあり、想定外の展開に愕然とすることもあり、波乱に富んだ出張になりました。

中国は日本と比較すると所得格差が大きいながらも、それぞれが完全に別のレイヤーとしてうまく(?)機能しているなと感じました。

人件費が圧倒的に安いために、必ずしも「システム化」がコスト削減になるわけではなく、場合によっては人にやらせた方が安い。なので、ECもテレフォンショッピングの域を越えずにネット上で完結したビジネスになっていないとのことでした。

また、インターネット広告も日本での位置づけとは異なり、TVCMの延長上にあるようです。リッチ広告に傾倒しているのはこの理由のためなんですね。まだ一部のナショナルクライアントがテレビの視聴率を補完するために利用しているだけで、まだまだ一般的になるには時間がかかりそう。

ただし、中国は母数が日本とは比にならないほど大きいため、中国の一部は日本の全体よりも大きくなってしまうという爆発力がある。

近い将来に起こり得るビッグバンを見据えて既に色々なプレイヤーが参入してきているようです。まさにゴールドラッシュですね。

唯一心残り、というかやっちまったのは、酔っ払ってお店にコートを忘れてきてしまったこと。CHOさんすんませんがよろしくお願いしますね!

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