最近巷でよく耳にするクラウドコンピューティング。
Amazonはクラウドを使ったAmazon Web Serviceを提供していて、これらを使って実運用しているサービスも増えてきているみたい。自分のところでも今後使うかもしれないので、まずは実際に使ってみないと。
ということで、Amazon S3を使ってみました。※ここではプライベート利用という観点で。
Amazon S3とはクラウド型のオンラインストレージサービスで、Jungle Diskというクライアントソフトを使うと手元のPCからネットワークディスクとしてマウントすることができます。
大量にたまった音楽や動画ファイルはノートPCに保管しておくのはちょっと不安なのでNASの代わりにAmazon S3使えるかも! と期待したのですが結論はNGでした。
導入を見送った理由は以下の2点。
- 転送速度が遅い
- 日本からだからかもしれないけど、マウントしてリアルタイム接続するにはかなり辛いです。
- 料金が高い
- 1GBあたり$0.15ということで一瞬安く見えるけど、500GBと想定すると月額¥6,000を超えてしまう。
もちろんAmazon S3は商用で、上記のような使い方を想定したものではないので仕方ないですね。Amazon EC2からの転送速度は十分速いようです。
とにかく、イニシャルコストをかけずに商用システムを構築できるようになったのは、インターネットベンチャーにとってかなり嬉しいことですね。