最近巷でよく耳にするクラウドコンピューティング。
Amazonはクラウドを使ったAmazon Web Serviceを提供していて、これらを使って実運用しているサービスも増えてきているみたい。自分のところでも今後使うかもしれないので、まずは実際に使ってみないと。
ということで、Amazon S3を使ってみました。※ここではプライベート利用という観点で。
Amazon S3とはクラウド型のオンラインストレージサービスで、Jungle Diskというクライアントソフトを使うと手元のPCからネットワークディスクとしてマウントすることができます。
大量にたまった音楽や動画ファイルはノートPCに保管しておくのはちょっと不安なのでNASの代わりにAmazon S3使えるかも! と期待したのですが結論はNGでした。
導入を見送った理由は以下の2点。
- 転送速度が遅い
- 日本からだからかもしれないけど、マウントしてリアルタイム接続するにはかなり辛いです。
- 料金が高い
- 1GBあたり$0.15ということで一瞬安く見えるけど、500GBと想定すると月額¥6,000を超えてしまう。
もちろんAmazon S3は商用で、上記のような使い方を想定したものではないので仕方ないですね。Amazon EC2からの転送速度は十分速いようです。
とにかく、イニシャルコストをかけずに商用システムを構築できるようになったのは、インターネットベンチャーにとってかなり嬉しいことですね。
One reply on “Amazon S3レビュー”
■Web2.0に次ぐ一大トレンド「クラウドコンピューティング」の正体-パソコンはソフトがなければ、ただの箱ではなくなった!!
http://yutakarlson.blogspot.com/2009/01/web20.html
こんにちは。いまクラウドコンピューティングが大きな話題になっていますね。私自身もクラウドコンピューティングをいろいろ使ってみて、その可能性には大きな期待を持っています。アメリカなどでも、オバマ大統領がこれを最大限に活用して、国民から意見を効率良く徴収しています。日本でも、これからいろいろと役に立つもの、面白いものなど開発していただきたいです。現在大規模なクラウドコンピューティングをできるような、コンピュータを提供できるのは、グーグル、IBM、マイクロソフト、ヤフー、アマゾンぐらいしかないようですが、日本でも積極的に取り組むべきテーマだと思います。内需拡大などで、へんなばら撒きをするくらいなら、日本でも人材育成なども含めたクラウドコンピューティングの大きな基盤を形成するなども内需拡大に大きく寄与すると思います。詳細は是非私のブログをご覧になってください。