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【退院】ノロウィルスではなく急性虫垂炎でした

10日ぶりに娑婆に出てまいりました。

人生初の入院生活を終え、改めて日常生活のありがたさ、日々支えてもらっている人たちのありがたさを感じております。

今回初動が遅れたために7日間も入院する羽目になってしまったので、自戒と経験のシェアのためにブログにまとめておきます。

症状が現れたのは木曜日の昼間。胃の周りがなんかチクチク痛むなと思ったら、徐々に寒気がしてきたので、「これはまたノロウィルスやってしまったか…」と嫌な予感。(前日に牡蠣を食べたので警戒していた)

これまでも何度かノロウィルスにかかっていて、発症するととても動ける状態ではないのを知っているので、早退して家で仕事をすることに。

案の定、その日の夜から激しい腹痛と吐き気に襲われ、翌日もお休みをいただくことに。

ノロウィルスは体から排出されるまで治らないということも何となく知っていたので、あえて病院には行かず、自宅でひたすら堪えていました。

しかしいつもと違うのは、全く下痢が出ない点。出ないもんだから、腹痛もおさまらない。腹痛の度合いが尋常なく、大声を出していないと正気を失いそうな程。

翌土曜日、幾分か腹痛も和らいだ(といってもまだまだ痛い)ので、週末のうちに完治させるべく、念のため病院で検査することに。

診察の後、血液検査、レントゲン、CTをとって診察室に戻ると、急性虫垂炎で緊急入院を言い渡されました。

その時の検査結果がこちら。

基準値 入院時の値
WBC(白血球数) 3,500 〜 9,800 13,960
CRP(炎症反応) 〜 0.3 41.0

虫垂と盲腸の両方が激しく炎症しているとのことでした。CRP10が入院の基準らしいので、かなりまずい状態だったと思われます。

24時間点滴をつながれ、抗生剤を投与したところ、36.9(2日後)→ 10.5(5日後)→ 4.1(7日後)という感じに順調に下がり、無事退院することができました。

今回、幸い手術は免れることができましたが、もう少し遅れていたら腹膜炎を併発し、最悪命を落とすことにもなりかねないリスクをはらんでいました。

腸には神経は通っておらず、痛いと自覚した時には、炎症が進行して腹膜に刺激が到達しているとのこと。虫垂炎の発症から破裂して腹膜炎の展開は、早いと1〜2日で進行してしまうみたいです。「1日様子を見よう」というのは禁物で、早め早めの対処が必要だということです。

これからは腸に優しい生活を心がけたいと思います。みなさんも腸をお大事に。

今回の教訓

  1. 腹が痛くなったら、空振りでもいいからすぐ病院に行こう。
  2. 気を失いそうなくらい痛い時は、遠慮せずに救急車を呼ぼう。
  3. 「腸は第二の脳」過労やストレスの溜め過ぎに気をつけよう。

One reply on “【退院】ノロウィルスではなく急性虫垂炎でした”

[…] 自分もちょうど1年前に急性虫垂炎で入院してから健康に対する関心が一気に高まって、以前から定期的にやっていた筋トレだけでなく、遅延性フードアレルギーやホルモンバランスの検査をしてみたり、有酸素運動や腸内環境改善など自分の身体のメンテナンスに気を遣うようになりました。 […]

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