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独り言

社会の登坂車線

私は特別に歩くのが早いわけではないと思うけど、街中や駅で歩いていると前の人のペースが遅くてイライラすることが多々あるわけです。もちろんお年寄りなんかは遅くて当然なので、遅いことにイライラというより、むしろ追い越すためのスペースが無いことにイライラ。(歩いているのか喋っているのかわからないチンタラ集団にはもちろんイライラしますが)

そんなことを考えていると、日本の社会も同じようなことになっているように思えてきた。

学校を卒業するまでは綺麗に整列して行進。社会に出てからも年功序列みたいな制度があったり、上司の決済待ちでムダな待ち時間が発生したり。社内政治みたいなクダらないことをやってチンタラしている先頭集団によって大渋滞が起こっている会社は多いんじゃないかと思う。

先を急ぐ人がクラクションを鳴らすと、道を譲りたくない人たちが進路妨害をしてさらに渋滞がひどくなるという悪循環。薬のネット販売なんかも含めてそこらじゅうで起きている。

そんな社会に登坂車線みたいなシステムはできないだろうか? ゆっくり進みたい人は登坂車線をマイペースで走ってもらって、先を急ぎたい人は追い越し車線を飛ばせばいい。お互いその方が絶対幸せだと思う。

そもそも社会に車線なんていう制約はないので、空いてるスペースを走れば良いのですが。

要は、みんな自分のペースで走ればよくて、邪魔さえしなければもっと世の中うまくいくんじゃないかという話。

ちなみに私は、良く整備されているけど大渋滞しているハイウェイ(大企業でのキャリア)よりも、荒れてたり遠回りだったりするかもしれないけど下道(ベンチャーでのキャリア)を飛ばす方が好きだったりします。

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