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Bitcoinで割り勘できる「warikan」αリリースしました

みなさん、Bitcoin(ビットコイン)使ってますか?

巷にはFintech(フィンテック)やBlockchain(ブロックチェイン)などのワードが溢れていますが、身の回りで実際にBitcoinを持っている人にほぼ出会ったことがありません。

Bitcoinとは何ぞや?という話は他に譲るとして、世界的に拡大している仮想通貨のムーブメントに取り残されると、またいつものようにガラパゴス化して、グローバルプレイヤーに食われる羽目になるので、そろそろ何とかしないとまずいんじゃないのと思っております。

日本でBitcoinが流行らないのは、単にわかりづらいというのもありますが、一番大きな原因は使えるところがほぼ無いから。

ならば使えるシーンを増やしてあげよう。ということで、日常的にしている「割り勘」をBitcoinを使って簡単にできる「warikan」をつくりました。

warikan – Simply split the bill with Bitcoin

割り勘って、現金だとお釣りがなくて両替してもらったり、めんどくさくありませんか? warikanを使うと、その場でも後日でも離れていても、割り勘することが可能。

海外では、毎回誰かが持ち回りで払うことが多く、割り勘は一般的でないようですが、ミートアップのような初対面の人が集まるパーティーや、SNS上で誕生日プレゼントをみんなで贈ったり、みんなで負担することでもっとEnjoyやHappyが増えるんじゃないかと。

というわけで、まだαバージョンですが、既にBitcoinをお持ちの方はもちろん、まだ持っていない方はウォレットをつくって、warikanをお試しいただき、ご意見いただけると幸いです。

warikanが世界に広まり、「warikan」が世界共通の言葉になったらいいなと妄想しています。

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チームビルディングワークショップ@福岡

先日、ヨカラボ天神@福岡で実施した社内ワークショップの出来がなかなかよかったのでレポートです。

イノベーター・ジャパンは、現在東京と福岡の2カ所にオフィスがあります。半年に一度は東京に全員集合して、会社のビジョンや半期の目標について話をする機会はあるものの、大切にしている価値観やビジネスに対する姿勢みたいな定性的なものは、一度話した程度ではなかなか伝わらず、活字にしてもイメージが湧きづらいものです。

そこで、当社のコミュニケーションチームが主導で、当社の大切にしている価値観を体感して理解してもらうためのワークショップを企画しました。

※当社では、企業において社内外におけるコミュニケーション(広義の広報)が非常に重要と認識し、有能な若手社員を2名選抜したコミュニケーションチームを置いています。

当社の掲げる4つの価値は下記の通りです。

  • LOVE
  • CHAOS
  • GROOVE
  • ENJOY

現在鋭意ビジュアライズ作業中なのでコーポレートサイトリニューアルまでお待ちください!

これらを自然と体感するワークショップはなかなかの難題でしたが、結果的に参加した社員がみな楽しみながら理解してもらえたと思います。

今回、ワークショップを企画する上で参考にさせてもらったのは、デンマークのビジネスデザインスクール「KAOSPILOT」で行われているワークショップでした。

※2015年から毎年KAOSPILOTからインターンシップを受け入れていますが、彼らの陽気に真剣にプロジェクトに取り組む姿から多くを学んでいます。

彼らのワークショップの特徴は、自己開示と内省に多くの時間を使うところだと考えています。特にいつも一緒に仕事をしている間柄だと、気を遣ったり、多少ギクシャクするところもあるので、ワークショップの前半では、普段しないような質問の中から自らをさらけ出していくという時間を設けました。

また、限られた材料と、限られた条件の中で、お題となった社員をチームメンバーと分担して描くというワークを行い、問題を解決することやチームワークの本来の楽しさを感じてもらいました。

今回は初回ということで、かなり荒削りなワークショップでしたが、これからブラッシュアップし、定期的に実施できるフレームワークを組んでいきたいと考えています。

もし「ウチでもワークショップをやってみたい」というご要望があればお手伝いさせていただきますので、お気軽にご相談ください。

株式会社イノベーター・ジャパン

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チームワークを高める任せ方

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チームで働く目的は、1人ではできないことを複数人で成し遂げることだけではなく、

1 × 5 ≧ 5

となるような相乗効果を生むことも重要。

ということは、各メンバーのポテンシャルが100%以上発揮される状態にしなくてはならない。

という前提があるとすると、チーム内での仕事の任せ方が非常に重要になってくる。

例えば、WEBサイトを開発するというプロジェクトの場合、クライアントから要件をヒアリングしてきた営業メンバーが、デザイナーに対して「白基調で、ロゴは赤で、こことここに画像をレイアウトして…」のような依頼をしてしまうと、デザイナーは本来すべき動線やUIのデザインをする余地がなくなり、ポテンシャルを生かせない状態になってしまう。

同様に、営業やデザイナーが中途半端な知識でシステムの仕様を検討してしまうと、エンジニアが本来のパフォーマンスを発揮できなくなってしまう。

つまり、餅は餅屋に任せろということだ。チームで仕事をする時は、多少自分に知識や経験があろうとも、その道のプロの前では余計な口出しはしないに限る。

自分も、かつてシステムエンジニアからプロデューサーに転向した直後は、「どう実装するか」ばかり考えてしまい、うまくエンジニアに「任せる」ことができなかったもの。

チームの中で自分がすべき仕事はもっと他にあるはず。

そんなことをみんなが考えられるようになると、グルーヴ感のあるチームになるのではないかと思ってます。