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明けましておめでとうございます

2017年も引き続きイノベーター・ジャパン、および私、渡辺順也をよろしくお願いします!

人々の創造力が最大限に活用されるビジネスをデザインするというミッションは変わらず、今年もアグレッシブに動いていきたいと思います。

イノベーター・ジャパンで大切にしていること

これまで培ったメディア構築・運営のノウハウをより多くのお客様に提供して、企業と人々がもっと近づきGrooveを生むような未来をつくりたいです。そのためのサービスも鋭意開発中で、春にはリリースできる予定です。

また、これまで温めていたBitcoinIoTを活用したサービスも順次リリースしていきますのでご期待ください!

正月に向こう1〜2年の事業計画を立てていたのですが、どう見積もっても圧倒的にメンバーが足りません! 各職種とも絶賛募集中ですので、一度きりの人生を惜しみなく堪能したい方はぜひご応募ください。協力していただけるパートナーの方もWelcomeです。

イノベーター・ジャパン 募集職種一覧

そして、いよいよ4月には日本初の広報・情報の専門職大学院、社会情報大学院大学が開学し、准教授として教壇に立つことになります。私もかねがね

日本企業・組織の大きなボトルネックの1つがプレゼンテーション力である

と感じていたので、まさにその課題解決に携わり日本のイノベーションのきっかけづくりができるのは非常に光栄です。

元日の新聞でご覧になった方も多いと思いますが、記念すべき1期生の募集をしていますので、「広報の力で会社や社会を変えたい!」と思われる方はぜひ応募してみてください。

社会情報大学院大学

 

それでは、2017年が皆さんにとって素晴らしい年になりますように!

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イノベーター・ジャパンで大切にしていること

このエントリは イノベーター・ジャパン Advent Calendar 2016 – Adventar 12/25 の記事です。

今年はイノベーター・ジャパンの全社員でバトンを渡しながらアドベントカレンダーブログを書こうということで、私がアンカーを務めることになりました。

きっと普段繋がりの無い方にもAdventar経由で読んでもらえるだろうという淡い期待を抱き、イノベーター・ジャパンで大切にしていることをご紹介したいと思います。

イノベーター・ジャパンは、

(IT・デザイン・マーケティングを駆使して)人々の創造力が最大限に活用されるビジネスをデザインする。

というミッションを掲げて、クライアントの事業立ち上げ・再構築の支援をしたり、色々なWEBサービスの企画・開発をしています。

と同時に、これからの時代に合った「人が創造的に働き続けるためのプラットフォーム」としての「会社」を実験的にデザインし続けています。

大学を卒業してから2010年にイノベーター・ジャパンを起業するまで約10年間のサラリーマン生活で、「みんな自分を抑圧し過ぎでは」とか「年を重ねるほど目の輝きが失われていく」といったことを感じていました。

これはきっと社会や会社のシステムに問題があって、何らかの「障害」を取り除いてあげればもっとみんな生き生きとして、ずっとワクワク働き続けることができ、結果的に生産性の高い状態をつくり出すことができるんじゃないかと考えていました。

というわけで、イノベーター・ジャパンでは働き方や会社のあり方についてもイノベーションを起こそうと試行錯誤しているわけですが、ブレない価値観も持っておきたいと考えています。世の中には金儲けのための「テクニック」は多々ありますが、決してそっちに道を逸れることなく、自分の人生を費やして後悔のないようにするための大原則です。

それがこちら。

イノベーター・ジャパンが大切にする4つのバリュー

LOVE

私たちは、一人ひとりの人間を尊重し、お客様やパートナー、全てのステイクホルダーを愛します。

当社のビジネスの大きな要素であるマーケティングやUXデザインは、ユーザーを知ることから始まります。ユーザーの気持ちになり代わり、ユーザー視点で物事を考えることが必要。それはユーザーを想う気持ちが無ければできないのです。

同様に、クライアントに満足していただくためにはクライアントを想う気持ちが必要で、お互いにいがみ合っているような関係では良い結果を残すことは絶対にできません。

人に興味を持ち、人を想うことが価値創造の大前提です。

CHAOS

私たちは、安定を好まず、困難な状況を切り拓くことにこそ意味があると信じて冒険し続けます。

ものごとの始まりは全てカオス(混沌)であり、安定は衰退の始まりです。

多くの人はリスクを恐れ安定を好みますが、そこにはもう大きなチャンスは残っていません。なぜなら、安定とは多くの先人がチャンスを勝ち取り、踏み固められた状態のことだからです。

もし進む道が綺麗な舗装路と荒れた未舗装路に分かれていたら、後者を選びます。

その先に何も無かったとしても、そこを進むこと自体がエキサイティングだから。

GROOVE

私たちは、一人ひとりが多様な専門性を持ち、柔軟なチームワークによって大きな価値を生み出します。

私は学生時代ずっとバンド活動をしていましたが、ビジネスとバンドは非常に似ていると感じています。

一般的にバンドは、ボーカル・ギター・ベース・ドラムなどの楽器の奏者がいて、同時に音を出すことで始めて楽曲が出来上がります。もちろん1つの楽器だけでもそれなりの音楽は奏でられるのですが、同時に演奏すると何倍も豊かな表現になります。

さらに、熟練した奏者が集まり、ぴったり息の合った演奏ができると、オーディエンスを興奮させ、感動させることのできるGrooveが生まれます。

ビジネスでも同様に、プロ集団が生み出すGrooveが無いと、社会にインパクトを与えるような大きな成果は生まれません。ビジネスの醍醐味はGrooveです。

ENJOY

私たちは、何事もポジティブに捉えることで発想を拡げ、ユーザーを笑顔にするサービスを創ります。

あることにチャレンジする時、それに嫌々取り組むのと、楽しんで取り組むのでは明らかに結果が異なります。楽しみながら作られたプロダクトやサービスには作り手の楽しさが表れていて、ユーザーに受け入れられます。その逆もまた然り。

しかしながら、本来物事自体にはつまらないも楽しいも無いのです。それを決めるのは受け手次第。普通の人が「つまらない」と感じることも、発想次第で楽しいことに変換できる。それが人間が持っている創造力。

あらゆることを楽しむ工夫をすることで、自分もみんなも幸せにします。

 

といったような価値観を根付かせようとしつつもなかなかできていないのですが、実際に社内外で共感してくれている人が多いのも事実なので、自信を持って突き進んでいきたいと思います。まさにCHAOS。

上記のバリューに共感していただける方、ぜひ何か一緒に取り組みましょう。

というわけで、皆さま2016年も大変お世話になりました。来年も引き続きよろしくお願いします!

アドベントカレンダーのバトンが無事ゴールしていることを期待して、

良いお年を!

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プライベート レビュー

おすすめのヘルスケア系ガジェット – Garmin・Withings・Zwift

巷ではDeNA社の運営するWELQを筆頭に、「キュレーションメディア」が続々と記事を非公開化し、ここしばらく日本のインターネット界隈でバブル化していたブームが沈静化しようとしています。

信頼性なき医療メディア「WELQ」に揺れるDeNA、MERYを除く全キュレーションメディアを非公開に

個人的な解釈では、本来キュレーションとは「情報を収集・整理する」という意味なので、それらのメディアがやっていることはキュレーションではないと思っているし、小学生のサッカーのように、どこもかしこも「流行り」のビジネスモデルに群がる日本のインターネット系企業には以前からげんなりしていたわけです。

そもそもの経営哲学が無い企業が多いのが、グローバルなサービスやプロダクトが生まれてこない元凶のような気がしています。

 

それはさておき、今回WELQの事件では「人間の健康に関わる」という点で問題が大きくなりましたが、自分の健康を管理するためには、どこぞのメディアの発信する情報を鵜呑みにするだけでなく、まず自分の状態を把握するということが必要です。

ビジネスと同様に飛び道具のようなものは存在しなくて、

現状把握 → 目標設定 → KPI設定 → PDCAサイクル

しか自分の健康を管理する方法はないと思っています。

自分もちょうど1年前に急性虫垂炎で入院してから健康に対する関心が一気に高まって、以前から定期的にやっていた筋トレだけでなく、遅延性フードアレルギーやホルモンバランスの検査をしてみたり、有酸素運動や腸内環境改善など自分の身体のメンテナンスに気を遣うようになりました。

【退院】ノロウィルスではなく急性虫垂炎でした

こういったヘルスケアは、ただそれだけやっていると退屈なので、数値として見える化し、ゲーミフィケーションして自分が楽しめる仕組みを作ってしまうのが一番。

そのためにヘルスケア系のサービスを色々組み合わせて使っているわけですが、最終的に行き着いた形がこちら。

まず、分散する情報を集約して定点観測するためのダッシュボードとして使っているのがGarmin Connect。同じようなアプリは他にも色々あるけれど、後述するサイクルコンピューターといえばGarmin、GarminといえばGarmin Connectということで、今のところこれに落ち着いてます。機能的にはいいんだけど、UIデザインはもう少しなんとかなるんじゃないかと。

健康状態

日々の健康管理の基本は体重と血圧の測定。ということで、これまで使っていた体重計が壊れたのを機にWithingsのBody Cardioを導入しました。

普通の体重計が2,000円くらいから販売されているのに対し、Body Cardioは20,000円超。10倍くらいお値段ですが、1台で体重・体脂肪はもちろん、水分量、心拍数、脈波伝播速度(血圧みたいな指標)に加えて今日のお天気まで教えてくれます。

乗るだけで人を判別して、WiFi接続で勝手にデータをアップロード、1年に1回 USB充電するだけのお手軽UIも毎日続けるためには必要な要素。

国内メーカーの体重計も色々と調べたのですが、自社のアプリでデータが見られるだけで、他社サービスとの連携が圧倒的に弱いのがイケていない。今のご時世、外部連携できないサービスは存在していないのに等しいです。

運動量(日常)

iPhoneにプリインストールされているヘルスケアでも歩数は計測できるのですが、特にオフィスにいるときは常にiPhoneを持ち歩いているわけでもなく、いまいち役に立たず。Apple Watchはデザインやコスパの面で個人的になし。

サイクルコンピュータと連携して心拍計としても使えるということでGarmin vivosmart HRを日常の活動量計として使っています。
買ってから気付いたのですが、iPhoneと連携してメールや着信を通知してくれるし、iTunesのコントローラーとしても使えます。そういう意味では「スマートウォッチ」として売ってもアリなレベルです。

肌が弱くずっとつけてるとかぶれてしまうのと、スーツの時は少し安っぽい感じになってしまうのでつけられないのが難点。

運動量(サイクリング)

ここしばらくハマっているロードバイク。有酸素運動は比較的長時間かかるので、せっかくならそれ自体が楽しいことの方がいいということで始めたところ、見事に泥沼にハマっています。パーツを取り替えてチューンアップするミニ四駆的な要素や、エンジンである自分自身を鍛えないと速くならないというストイックさなど、男子のハマる要素が盛りだくさん。

スピードや走行距離はもちろん、自分のパフォーマンスを可視化するために心拍数、ケイデンス(ペダルの回転数)、パワー(ペダルにかかる力)、獲得高度など多くの数値を計測する必要があります。それを行うのがサイクリングコンピュータ(略称 サイコン)。その代表的なメーカーがGarminで、自分は中級機のEdge 520という機種を使っています。

仕事で帰りが遅い時や雨の日は乗れないので室内トレーニング。Zwiftというサービスを使うと、一昔前のセカンドライフのような仮想空間を世界各国のユーザーと一緒に走ることができます。信号や車がないため、むしろ安全で理想的な状態でトレーニングすることができます。

 

これらのデータがGarmin Connectに集約されることで、自分の健康状態が(部分的に)可視化され、今のところ楽しみながらチューンアップしています。

その他のアプリ同様、Garmin Connectにはソーシャル機能もあり、本来友達同士で切磋琢磨しながらフィットネスを楽しもう、というコンセプトなのでしょうが、なぜか自分の周りには使っている人がほぼいないのがさびしいところ。以前使っていたFitbitはユーザー多かったんですけどね。

というわけで、みんなで楽しみながら健康を維持しましょう!