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イノベーター・ジャパン 2017

この記事はイノベーター・ジャパンAdvent Calendar 2017の12/25(最終日)の記事です。

 

皆さん、年の瀬いかがお過ごしでしょうか。

毎週更新を目標としていたこのブログも、気が付けば半年も更新が止まっており、社員から「自転車ネタばっかりじゃないですか!」と突っ込まれる始末。

クライアントや大学院の院生さんに対して「オウンドメディアとは」なんということを偉そうに述べておりますが、紺屋の白袴もいいところです。

さて、せっかくの機会なのでイノベーター・ジャパンにとっての2017年をざっと振り返りつつ、来年の展望について書いてみたいと思います。

2017年の振り返り

年が明けたと思ったらもう年末になっている、と感じるほど時が過ぎるのが早い年でした。しかし、その中でもイノベーター・ジャパンにとって重要な変化がいくつも起きており、文字通りターニングポイントとなる年だったと思います。

産みの苦しみ

イノベーター・ジャパンでは、Open Media Suite(仮称)と題して、コミュニティ化する企業活動を支えるためのプラットフォームとなるソフトウェアを開発しています。

本来は今年の春頃にはリリースする予定だったのですが、開発が大幅に遅れており、現在も当社の精鋭メンバーとパートナーさん達が鋭意開発中です。(お待たせしているクライアントさんには本当に申し訳ないです。)

これまでもtenpuwarikanなどいくつかサービスをリリースしてきたのですが、規模も難易度も何倍も高く、全社のエネルギーを注いでもまだ産み切れてない状況です。

つくるべきものが決まっているクライアントワークと異なり、要件から自分達で決めていかないといけない自社プロダクト開発は、まさにレールの無いところを走るようなもの。消費するエネルギーは非常に大きいですが、その分走りきった時に得られるものも果てしなく大きいはず。

イノベーター・ジャパンの4つのバリューを体現する代表的なプロジェクトになって欲しいと思ってます。

メンバーとの別れ

今年、イノベーター・ジャパンにとって最も大きい変化はなんと言ってもメンバーの退職が連続したことでしょう。

創業期からイノベーター・ジャパンを支えてきたメンバーや部門のリーダーなど、比較的重要なポジションに就いていたメンバーが立て続けに社を去りました。

メンバーとの別れは、何度経験しても大変辛いものです。しかし一方で、組織が成長する過程の変化として避けられないものだとも考えています。

組織と人はそれぞれポテンシャルを開花させつつ成長し続けるものであり、両者の成長タイミングが合えば最高なのですが、そうでない場合は無理をせずに環境を変えた方がお互いにハッピーなのかもしれません。

幸いにもイノベーター・ジャパンは退職したメンバーとも良好な関係を保つことができており、過去にいたメンバー達が力を貸してくれたことで今回のピンチも乗り切ることができました。

また同時に、残ったメンバーが大きく成長することができたのではないかと思います。あるメンバーは危機を乗り切るためにマネジメント能力が急速に発達したり、あるメンバーは業務の効率化を図り生産性をこれまでより2倍近く上げたり。

奇しくもイノベーター・ジャパンにGROOVEを生むことができ、間違いなくイノベーター・ジャパンの歴史のワンシーンになると思います。

新メンバー加入

メンバーとの別れの一方で、多くのメンバーが新しくイノベーター・ジャパンに加わりました。

みんな本当に実力のあるメンバーばかりで、入社早々重要な業務を遂行し、同時に組織全体を進化させてくれています。

一昔前のイノベーター・ジャパンでは募集をかけてもそのような人材は採用できていなかったと思います。そういう意味では、当社も着実に成長・進化してきているのだなと感慨深いです。

また、今年はついに日本語がわからない外国人を複数名採用しました。これまでも外国籍のメンバーはいたのですが、皆さん日本語が流暢で、日本人よりも日本人らしい面もあり、外国人が在籍しているという意識はほとんどありませんでした。

当社のポリシーとして、ドメスティックオンリーのサービスはつくらないと決めています。インターネットの最大のメリットはボーダーレスであることであり、それを生かさないドメスティックサービスは遅かれ早かれ駆逐されるという法則があるからです。

グローバルなサービスをつくるためには、当然のことながら日本人だけのチームでは絶対無理で、グローバルチームが必要不可欠だと考えています。今年イノベーター・ジャパンは理想のチームに向けて大きな一歩を踏み出しました。

まだ社内は一部ソワソワした感じもありますが、確実にプラスの変化が起き始めていると実感しています。

英語能力が低い人間が、日本語をほとんど話せない外国人のメンターになった話 – ウェブとすっぽん

新たなチャレンジ

今年は、メンバーの成長や新メンバーの加入により、昨年よりも多くのことにチャレンジできるようになりました。

一部業務を郊外に移管することで職住近接のオフィスを実現し、子育て中のママたちのポテンシャルを引き出す、というテーマでしばらく構想していた&donutsプロジェクトも今年ついに柏の葉でスタートしました。

&donutsプロジェクト | GROOVE

今や8人のママたちがイノベーター・ジャパンの重要な戦力として働いてくれており、さらに多くの方々からご応募いただいています。

また、長年積み重ねて複雑化していたシステムや、クライアントとの関係にも思い切ってメスを入れ、一時的にダメージを負ってでもより良い将来のために前進する、ということを積極的に行うことができました。

どんなチャレンジもリスクがあるからこそチャレンジなのであり、リスクを負う覚悟と体力があるからこそチャレンジすることができます。

イノベーター・ジャパンは旧来の「会社」ではなく、チャレンジし続けるためのプラットフォームである、という理想に徐々に近づいてきています。

2018年に向けて

年が明けても、新年度になっても、ミッションとバリューは何ら変わることはありません。

イノベーター・ジャパンのミッション

人や組織のポテンシャルを最大限に引き出すことで、豊かな社会を実現します。

イノベーター・ジャパンのバリュー

LOVE・CHAOS・GROOVE・ENJOY

イノベーター・ジャパンで大切にしていること | GROOVE

ミッション実現のために、現在仕掛かり中のプロジェクトを含め、様々なチャレンジをしていきます。中には時期尚早と思われるチャレンジもあるかもしれませんが、1mmでも理想に近づけるものであれば積極的にトライしていきます。

来年も今年と同様に、もしくはそれ以上の大変なこと、辛いこともあると思いますが、それはチャレンジに必ずつきまとうものであり、それこそが成長の糧になっていくと思います。

イノベーター・ジャパンのチーム力を信じて、2018年も様々なチャレンジをしていきたいと思いますので、その道のりを一緒に楽しんでいきましょう。

というわけで、2017年もお疲れ様でした!

よいお年を!

 

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