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山岡が 仲間にくわわった!

コーポレートサイトでもお伝えした通り、元Zynga Japanゼネラルマネジャーの山岡氏がイノベーター・ジャパンにCTOとしてジョインしました。

[quote]元Zynga Japanゼネラルマネジャーの山岡広幸がCTOとして加入しました。[/quote]

イノベーター・ジャパンにとって圧倒的に足りていなかったサービスプロデュース力が、彼の加入によって大きく増強されます。つくりたいと思っていたあんなサービスやこんなサービスがようやく実現できると思うと、武者震いが止まりません!

WEB業界ではご存知の方も多いんじゃないかと思うけど、彼はウノウ在籍時代に「フォト蔵」をつくっていたり、クラウド系のB2Cサービス開発に精通していて、まさにイノベーター・ジャパンとの相性がバッチリな人。

そんな山岡ですが、実は中学・高校の同級生でもあります。といっても、中学1年の時に同じクラスの「や」と「わ」で席が近くて、バンド活動に明け暮れていた私と、成績優秀な山岡といったくらいの記憶ですが。

なんとなく同じ業界にいることは知っていたので、久々に食事でもしながら情報交換をしようとFacebookで連絡をしたのが昨年の夏。高校卒業以来、17年ぶりの再会だったわけです。

そこでの会話が非常に噛み合い、遅くまで飲んでいたのを覚えています。私も山岡も、大学卒業してからエンジニアとなり、SIerを経てWEB業界に行き、大規模な業務システムからWEBアプリまでひと通り経験してきました。しかし、ここ最近のゲーム一辺倒で社会的な価値を生んでいるとは言いがたい業界に疑問を感じていました。俺達がITを使って成し遂げようとしていたのはこんなことじゃないと。

そんなこんなで何度か飲みに行くうちに、「これは一緒にやった方がいい!」と確信し、この度ジョインしてもらうことになりました。

イノベーター・ジャパンは、これまでどちらかというとB2Bビジネスの比重が高かったのですが、これからは本来やろうとしていたB2Cビジネスも一気に加速させ、面白いサービスをどんどん打ち出していく予定ですので、ご期待ください!

 

各職種メンバー募集していますので、イノベーター・ジャパンのプロジェクトに興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

[quote]イノベーター・ジャパンの募集職種一覧[/quote]

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新オフィスのコンセプト

イノベーター・ジャパンのオフィス移転から早くも1ヶ月が経ってしまったけど、新オフィスのコンセプトを備忘録として。

オフィスには様々なステークホルダーがいる。現在の社員、未来の社員、顧客、パートナーなど。まず、各ステークホルダーにとって必要な要素を洗い出した。その中で最も重要なのは現在の社員であり、「オフィスとは、社員の能力が最大限発揮される空間である」と定義した。

当社のビジネスは、クライアントのビジネスのイノベーション促進であったり、自らWEBサービスを企画・開発すること。何か材料を仕入れて売るようなビジネスではないため、社員の頭の中から付加価値を生み出さなければならない。なので旧来の「事務所」型のオフィスにはしたくなかった。

イノベーター・ジャパンのオフィスコンセプト

  • プロトタイピングスペースがオフィスの中心
  • ミーティングは原則スタンディング、短時間でこまめに
  • 視覚的・聴覚的に思考活動のノイズとなるものは排除
  • セミオープンスペースとすることで、人々の交流のハブとなる
  • 「遊び」は外で
  • その他諸々

人間も生き物であり、やはり自然に近い環境の方が能力を発揮しやすいと考えている。しかし世の中のオフィスは効率を重視し、規格化された人工的な空間であることが多い。そうでないオフィスは誰にデザインしてもらえばいいのか?

そんな時にタイミングよく出会ったのが、全国に青山フラワーマーケットを展開するパーク・コーポレーションの城本さんだった。当社がプロデュースするイタリアンレストラン「FLATTORIA」の店内緑化を相談していた時に、空間デザインに対する考え方を伺って、「あ、これだ!」と思った。

城本さんに渡したのは、自分のアイデアを記したマインドマップと「raw material」というキーワードのみ。かなり無茶ぶりをしてしまったけど、クリエイティブワークにおいて、専門外の人間は黙ってた方がよいという考えなので悪しからず 笑

結果、理想のオフィスを実現することができました。

5/1発売の『ブレーン』に当社のオフィスを掲載していただきました。また、オフィスのメイキングを特設サイトにアップしてあるので、ぜひご覧くださいませ。

イノベーター・ジャパン 新オフィス特設サイト

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創造的スキルで付加価値を最大化する

そろそろ年度末ということで2014年度に向けて色々と検討しつつ、自分も含めて社員の生産性をいかに高めるかということを考えております。

頭の中を整理すべく、ざっくりまとめてみました。

生産性

まず、知的労働において人間を生産装置として捉えると、インプットとアウトプットの差が付加価値となる。

例えば、専門コンサルタントであれば、クライアントから得た情報(INPUT)を専門知識で分析・企画すること(付加価値)によってクライアントの事業を成功させる(OUTPUT)という図式。

ITエンジニアであれば、クライアントの要件(INPUT)を定義・設計・プログラムすること(付加価値)によってシステムを構築する(OUTPUT)という図式が成り立つ。

ここまではまあよくある話かもしれないが、付加価値を加えるプロセスに色々と改善できるポイントがあるような気がしている。

skills

自分のイメージでは、ビジネスマンのスキルは4階層くらいに分かれている。1人の人間を球体に喩えると、一番中心にあるのが創造的スキル、その外側に人間的スキル、さらにその外側にビジネススキル、最も外側に専門スキルの4階層で構成されている。

一般的に、企業の人材教育ではビジネススキルや専門スキルなど、より外側にあるスキルを身につけることを目的にしていることが多い。なので、経験を積んだビジネスマンは、悪く言えば小手先のテクニックに頼り過ぎ、実はアウトプットにあまり付加価値がついていないという傾向が強くないだろうか?

生産性

個人的には、インプットに対する付加価値は創造的スキルによって最も高められると考えている。そのためには、インプットされた情報をより深くまで落とし込み、創造的スキルによって付加価値をつけ、さらにそれを外部に対して表現するというプロセスが必要になる。シンプルに言い換えれば、高い付加価値を生むためには「(自分の頭で)考える」と「プレゼンテーションする」のプロセスが欠かせない。

デザインするという作業は、ビジュアル的にきれいなものやかっこいいものを作ることではなく、ある目的を達成するための仕組みを企画・設計することだ、とよくうちのデザイナーには話すのだが、まさにこんなことが言いたかったのである。

というわけで、イノベーター・ジャパンではありきたりな「社員教育」ではなく、日常の業務の中で創造的・人間的スキルも高め、ビジネスパーソンとしての付加価値を高められる仕組みを作っていこうと思います。